WordPressはver5.2以降、「サイトヘルス」という機能が新しく追加されました。
WordPressで作成したサイトに何らかの問題点がある場合、改善点が項目に別れて表示されます。
今日はその表示される改善点の中から、「更新可能なプラグインがあります」という項目についての対処法を説明いたします。
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新たに追加されたプラグインの自動更新機能
使用しているプラグインがアップデートされると、プラグイン一覧の該当プラグインにこのように表示されます。
更新を促す通知なわけですが、更新しない状態でそのままにしておくと「更新可能なプラグインがあります」という表示がサイトヘルス に出てしまうということですね。
そのプラグインの更新ですが、これまでは手動で、都度更新する必要がありました。
それが、WordPressのVer5.5から、プラグインの自動更新機能が追加されました。
複数インストールしてあるプラグインをその都度手動で更新しなくても良い、更新を忘れることがないという点で、とても便利な機能だとは思います。
ですが、個人的にはこの自動更新機能はあまりお勧めはできません。
確かにプラグインの新機能がすぐに使えてより快適に使えるというメリットはありますが、プラグインの新機能によって発生するかもしれない不具合への対策が、予めできないから、ですね。
後述しますが、プラグインの更新時にはバックアップを取ることが必須になります。
ですが、自動更新だとそのバックアップを取らずに実行されてしまうというデメリットがあります。
そのようなリスクを承知したうえで自動更新を有効化させるのであれば、作業は簡単です。
プラグイン一覧の該当プラグインの右側に「自動更新を有効化」という箇所がありますので、そこをクリックすれば有効化は完了です。
プラグインを手動で更新する場合の注意点
プラグインを手動で更新する場合、該当プラグインの「更新」の箇所をクリックすれば更新が可能です。
ですが、更新を行う際は、以下の点をご注意ください。
●更新前にバックアップを取る
●更新可能なプラグインが複数ある場合、1つずつ更新する
WordPressのバックアップの取り方はこちらの記事を参考にしてください
複数の更新がある場合、一気に有効化を全てクリックして同時に更新することは避けましょう。
思わぬ不具合が生じることがあります。
プラグインの種類によっては更新に時間を要するものもありますが、慌てずに更新完了を確認し、1つずつ更新しましょう。
プラグインを更新する目的とは?
プラグインを更新する手法を書いてきましたが、サイトヘルス に改善点として表示される云々ではなく、下記のような大きな目的があります。
●セキュリティーの強化対策
●エラーなど、バグの修正
●快適にWordPressを使用するための機能の充実化
●WordPress本体のバージョンアップへの対応
サイトヘルス は改善点を通知してくれる便利な機能ではありますが、なぜその改善が必要なのか? 改善するとどうなるのか?
本質の部分を忘れないようにしたいですね。
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