SNS、TwitterのWebサイト上のロゴが、慣れ親しんだ青い鳥から「X」へと変更されました。
すでに実装が進められていて、Webサイトにアクセスするとロゴの変更が確認できます。
ファビコンも、既にXに変更されていますね。
Twitter消滅 Xへの変更
一般的な認識として、日本国内のアクティブユーザー数が5,895万人という巨大SNSのロゴ(名称)の変更という大幅な変更があった時。
事前に「●月●日をもって、TwitterからXに名称変更いたします」という通知があってもよさそうなものですが、今回は電撃的に急なことでしたので、慌てている方も多いと思います。
WordPressで作成したWEBサイトに表示されている、SNSシェアボタン。
投稿ページ(ブログ、お知らせなど)のページ下部に設置されている、記事ページをSNSにワンタッチでシェアできるボタンのことですね。
このTwitterボタンを早速「X」に変更をしたいとお考えの方もいますね。
WordPressのSNSシェアボタンを変更したい場合
そのSNSシェアボタンですが、Wordpressでテーマをしようしている場合、デフォルトで装備されている場合が多いです。
確認したところ、
・TCD製の各テーマ
・OPENCAGE製の各テーマ(ハミングバード、ストーク、アルバトロス)
・Emanon
・BizVektor
・SWELL
・AFFINGER
・Cocoon
など、有料・無料問わず主力のテーマはすべてSNSシェアボタンが装備されています。
この度の変更に伴い、TwitterのシェアボタンをXに変更したい場合、各テーマの仕様変更を待つ形になります。
仮にWEBサイト制作者(社)に変更を依頼したとしても、WordPressテーマを使用している以上は変更ができないことを覚えておいてください。
プラグインを使用した場合でも仕様変更を待つ
SNSシェアボタンが装備されていないテーマだったり、あるいはさらに見栄え良くボタンをカスタマイズしたい場合、Wordpressプラグインを使用するという選択肢もあります。
主なSNSシェアボタンプラグインは、
・AddToAny Share Buttons
・Share Buttons by AddThis
・WordPress Share Buttons Plugin – E-MAILiT
・WordPress Share Buttons, Related Posts, Google Analytics – Shareaholic
・Simple Share Buttons Adder
こちらに関しましても、同じようにSNSシェアボタンを変更することはできません。
プラグイン開発者が変更してくれることを待つだけ、ですね。
仕様変更があった場合、プラグインでしたらアップデートという形で発表があるかと思われます。
WEBサイト制作者が作成した「フォローボタン(バナー)」は変更可能
SNSシェアボタンの他に、フォローボタンがあります。
ボタンをクリック(タップ)すると、WEBサイト主のSNSにジャンプし、そのままフォローできるという形ですね。
WordPressテーマに標準されている場合、一見シェアボタンとの区別がつかないですが、「Follow me」や、「●●をフォローする」というような一文が添えられていたりするので、そこで見分けがつきます。
こちらもシェアボタンと同じく、テーマに装備されたものであれば、変更はできません。
ですが、WEBサイト制作者によっては、より大きく目立たさせることなどが目的で、オリジナルでボタンを作ったり、バナーを作成しています。
その場合は制作業者に連絡をとることによって、変更は可能です。
SNSロゴを使用するときの注意点
いち早くボタン(バナー)をTwitterからXに変更したい気持ちはわかりますが、ここで注意しなければいけないことがあります。
Twitterに限らず、各SNSのロゴを使用する際はガイドラインに沿って使用のルールを守らなければいけません。
勝手にロゴを使用したり、改ざんしたりはできないんですね。
とても重要なことでありながら、軽く考えてしまいがちですので注意が必要ですね。
今すぐ「X」に変更すべきか?
結論になりますが、現時点(2023年7月26日現在)ではSNSシェアボタンもフォローボタンも、Twitterはそのままでもよろしいかと思います。
何しろ突然の変更劇でしたから、ほとんどのユーザーがまだ「TwitterをTwitterと認識している」状態です。
「X」が浸透するのはもう少し先になることが予想されますね。
ガイドラインに関して言えば、まだ正式に「X」のロゴダウンロードもできる状態ではないですし、オリジナルボタン、バナーを作成することも時期尚早といえます。
TwitterからXへ。
WordPressテーマ制作者や関連する方のシェアボタン変更作業は、大変な工程になることは間違いありません。
WordPressテーマ販売元の公式サイトを日々確認しながら。
今はその時を待つようにしましょう。