ホームページさえ作れば、即お申し込みが入る。 お問い合わせがくる。
そのように考える方も多いと思いますが、残念ながらそれは大きな間違いになります。
長くビジネスを続けている方でしたら、「そんなことは言われなくてもわかっている」と思われるかも知れません。
ですが、日頃から真剣にビジネスに取り組んでいる個人事業主の方々が、ホームページに対してだけは、あまり深く考えずに制作している、というパターンをよく見かけます。
・今の時代、ホームページを持っていないと恥ずかしいので、お金をかけずにとりあえず自分で簡単に作ってしまおう。
・同業者がホームページを持っているのに、私が持たないわけにはいかないから、まずは作ろう。
・良い制作業者を選び、お金と時間さえかければ立派なホームページが出来上がって、売上もお問い合わせもどんどん増えるに違いない
どうでしょう？
上に挙げたのはほんの一例ですが、どこか心当たりがある個人事業主の方もいるかと思います。
簡単に、安易にホームページを作ってしまう個人事業主
では、なぜ簡単に、安易にホームページを作ってしまうのか？
それは、おそらくホームページを作る目的をいまいち理解していないから、だと思います。
人は自分が詳しい知識に関しては積極的に取り組み、細かいところまでチェックし、修正することができます。
ですが、自分がわからないことになると、その判断基準が持てなくなります。
結果として、その案件に詳しい人に任せっきりになってしまいます。
わからないから、自分は深く関わらず、誰かにお願いする。
どれだけの費用対効果があるのかわからないまま、「制作業者が何とかしてくれる」と期待して制作依頼をする。
具体的な目標がないまま、ホームページを作ることだけが目標になってしまう。
このように、作ったはいいけど何も売上・利益を出すことができないホームページが完成してしまいます。
「優秀な営業マン」か「宝の持ち腐れ」か
ある個人事業主のホームページは「優秀な営業マン」になり、ある個人事業主の場合は「宝の持ち腐れ」というように、作ったホームページが二極化することはよくあります。
これまで多くの個人事業主のホームページ制作に関わってきましたが、完成後1年以内に大きく売上を伸ばしている方は、熱意を持ってホームページ制作に携わっていました。
その方々に、「ホームページを今後どのように活用しますか？」と質問すると、
という明確な答えが返ってきます。
ホームページを作る目的は、「お客さまのために何ができるか？」を日頃から真剣に考え、それを常に実行しているんですね。
ホームページの成否は、制作する前の段階で決まっている
実はホームページの成否は、制作する前の段階、準備段階で決まってしまいます。
何が目的なのか、コンバージョンという最終ゴールが曖昧なまま、ただなんとなくホームページを作るようでは、何年経っても売上は発生しません。
ホームページは「宝の持ち腐れ」状態のまま、何年も月日が流れていくだけですね。
そうではなくて、ホームページで何をやりたいかを明確にし、そのことを「必ず実現させる」と熱意を持って取り組めば、ホームページは「優秀な営業マン」になってくれます。
建物に例えますと、土台をしっかり作らないと、立派な建物にはなりません。
ホームページもそれと同じで、最初の段階でどこに向かうかを決めておかなければ、迷子になり、最終的なゴールに辿り着けません。
「ホームページを作る目的はなんですか？」
この問いかけに、きちんとした明確な答えを持ってから、ホームページを制作するようにしましょう。
この問いかけに対してあなたが出した答えが、今後長くホームページで売上を上げていく需要な部分になります。
ホームページを制作する前も制作後も。
目的をしっかりと持って、取り組んでいくことが大事ですね。
三浦企画では、現在オンライン通話システム・ZOOMでのご相談を無料で承っております。
三浦企画・三浦猛のメールマガジンでは、個人事業主のビジネス活用についても配信しています。
