
ところが、これが中々売れません。 ホームページから問い合わせはありますが、お申し込みに繋がらないんです。
やはり私のビジネスでは、高額メニューは売れないのでしょうか?
Hさんが提供されているメニュー内容が価格に見合うものでしたら、高額サービスでも十分に売れる可能性は高いです。
既にお問い合わせも入っているわけですから、お客さまは既に興味を持ってくれています。
高額メニューに限らず、お問い合わせがあってもお申し込みに繋がらない場合、明確な理由があるんです。

提供しているサービスに、なかなかお申し込みが入らない。
そのような悩みを抱えられている方、いらっしゃることと思います。
お客様のホームページ制作でメニューページを作る時。
メニュー内容、料金だけでなく、お支払い方法も詳しく書きましょう、というお話をさせていただくのですが、その時に気づくことがあります。
お客様の不安を煽るのではなく取り除くこと
お申し込みが入らないことには色々な理由が考えられますが、大事なことは今一度、「お客様にとって買いやすい状態になっているか?」ということを確認することですね。
お客様にとって買いやすい状態。
例えば、お支払いに関して。
「お支払いは現金振込のみ受け付けております。 クレジットカードでのお支払いは受け付けておりません」などという対応をされている方もおられるかも知れません。
未だに日本は海外諸国に比べて、クレジットカードに対しての拒否反応というものが根強くあります。
これだけIT技術が進んで、インターネットを使ってのショッピングが主流になってきても、「銀行振込のみ」という対応をよく見かけます。
会社として運営されているところはさすがにありませんが、個人事業としてサービスをされている方は、まだまだ多いですね。
理由として、「お客様がネットでクレジットカードを利用することを怖がっているから」というものが多いです。
圧倒的に多い(笑)
でも、 本当にそうでしょうか?
あなたの思い込みではないでしょうか?
確かにAmazonや楽天など、大手ECサイトで買う場合は安心だけど、個人事業主のサイトでクレジット決済することに不安がある、というお客様は一定数は必ずいます。
でも、ほとんどのお客様が過去に実際に個人事業主のサイトで注文をして、痛い目にあったという方ではありません。
そのような経験はないけれど、なんとなく怖い。抵抗がある。
そういう「お客様心理」は必ずあるものなので、「お客様が怖がっているから取り扱わない」ではなく、「お客様の不安を取り除く」ことに考えを向けることが大事ですね。
ことビジネスに関しては、ですけれども。
この後紹介するペイパルシステムなど、「当店(当方)はセキュリティ面でも安全な決済システムを利用しています」ということを詳しく丁寧にホームページ内で説明することが重要です。
同時に、クレジットカード決済の便利さも伝えることです。
そのためのホームページでもありますからね。
常にお客様の立場になり、お客様の選択肢を増やすこと
例えば、提供されている商品やサービスが50,000円という単価の場合。
銀行振込のみのお支払い対応の場合、それだけで売上を逃していることは間違いありません。
同じようなサービスを、同じ50,000円で提供している同業者がクレジットカード対応をしていたら・・・
色々と物入りで、今は現金で50,000円という金額を用意できない。
クレジットカードだったら払える、というお客さまは他の同業者から購入される可能性が高いです。
現金・銀行振込対応のみだけでも十分に売れる、圧倒的な内容のサービスを提供していれば別ですが、例えそうだとしても売上機会損失は実にもったいないですよね。
50,000円って大金ですよー。 現金ですぐに用意できる方はそれほどいないと考えた方が良いです。
PayPalというサービスを利用すれば、個人事業の方でもクレジットカードでのお支払い取り扱いが可能になります。
クレジットカードでも銀行振込でも、売上は売上ですよね。
自分自身が消費者としてクレジットカードで支払いすることが嫌いであっても、事業者という立場になったらそうも言ってられませんね。
高額商品決済対応という観点からは少し外れますが、サロンなどの実店舗を経営されている方は、今でしたらペイペイなどのキャッシュレススマホ決済アプリを導入することも大事ですね。
それも、お客様のお支払いの選択肢を増やすという、重要な要素になります。
提供しているサービスが思うようにお申し込みが入らないときは、お客さまの目線になって、お客さまの選択肢を広げてあげることを見直してみるといいですね。
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