WEBツールとして必要不可欠なホームページ。
当たり前のことを当たり前のように更新しているだけでは検索上位に上がることは不可能だと言えます。
検索されるキーワードを模索する、サイト内のコンテンツを充実させるなど、やり方は色々とありますが。
一つ言えることは、同業者、ライバル店がやっていることと同じだけでは上位表示は狙えませんよ、ということですね。
ということは逆に言えば、同業者がやっていない珍しくもあり、ユーザーの為になるコンテンツがサイト内にあれば、アクセス数も上がり上位表示も可能、ということになりますね。
とある新人占い師さんのアイデア
以前に占い関係のお仕事をされている方から新たにホームページ作成を検討している、というご相談をいただいたことがありました。
占いの商売を始めたばかりで、これまでは友人・知人とそのご紹介の方がお客さまの中心で。
これから本格的に、幅広くお客さまを集めていくためにホームページを活用していきたい、とのことでした。
「ではそのお客さまを集める施策として、どのようなホームページ作りを考えていますか?」と質問したところ。
『その日の運勢』というコーナーを作り、毎日日付が変わると同時に更新していきます。
365日、毎日更新します。
今ってスマホで簡単に情報が見れる時代じゃないですか。
その日の自分の運勢をスマホで見てもらえるので、良いアイデアだと思うんですよね。
満面の笑みでそう答えられたので言いづらかったのですが、残念ながら、それだけでは「見てもらえる」ホームページにはなりません。
占い関係のどのサイトでもやられているようなことは、初心者の方はそこに力を注いでも中々検索結果には繋がらないんですんね。
ホームページ構成に必要な「二つの重要な情報」
大手でしたら莫大な広告費を使って宣伝します。
既に実績があり、多数のお客さまを抱えている占い師さんでしたら、メルマガやLINE公式アカウントを使って告知することができます。
当たり前のことでお客さまを集めることは大変難しいことなんですね。
●整体サロンに通う人が、どの施術師が出勤しているか確認するためにサイトを訪れる。
●スキーに行く人がゲレンデの積雪状況を調べるためにサイトを訪れる。
●毎日イキの良い魚を出してくれるお寿司屋さんのサイトを、今日の日替わりのネタはなんなのかを見てみる。
それらのことは言ってみれば、「本日は営業日ですor定休日です」という情報と同じぐらい、ホームページの役割としては「当たり前」の情報なんですね。
つまり、ホームページ構成には、「基本情報」と「付加情報」の二つの情報が不可欠になります。
コンテンツは何を使うかではなく、どう使うか
先ほど挙げた例は、基本情報のこと。
検索上位になるためや、口コミ・SNSで拡散されるサイトになるためには、いかに「付加情報」を充実させるかがカギになってきます。
緊急事態宣言が解除されたことをきっかけに、よい居酒屋はないか?と検索した時。
「当店は緊急事態宣言解除に伴い営業を再開しています」という基本情報だけでなく。
生ビール半額フェア、本日のおすすめの一品、みたいな情報があると違ってきますね。
つまり、そこ(基本情報)しか見られていないのか、そこ以外(付加情報)も見られているのか。
アクセスの多いホームページを作るためには、いかに付加情報を充実させるかにかかってきます。
これからホームページを作りたい、という方にいつもお話をしていることが、同業の方のサイトを徹底的にリサーチしてみてください、ということ。
同業者としての目線だけでなく、お客さま目線になって見てみると、面白いサイト、面白くないサイトがハッキリとわかってきます。
そして面白いサイトを発見したら、どこがどう面白いのか、自己分析してみてください。
ただし、その面白いコンテンツをパクってはいけません。
あくまでも参考にしたうえで、「他者がやっていない自分だけのオリジナルコンテンツを作る」ことに力を注いでみましょう。
そこにこれから作るホームページが、アクセスされるサイトになるか、そうならないかの最大の分岐点になります。
動画を作ってTOPページに埋め込むのも良し。
Instagramと連携できるプラグインを組み込み、自分の世界観を伝えるも良し。
動画もInstagramも決して目新しい手法ではありませんが、内容が良ければ十分に活用できます。
要は何を使うかではなく、どう使うか、ということです。
誰の目から見ても、「面白いな―。これだったら毎日でもアクセスしたいな」と思えるサイトは、「基本情報」で詳細を知り、「付加情報」で惹きつけられる。
そんなサイトです。
ぜひそんなホームページ作りを意識してみてください。
無料ホームページ相談は、現在オンライン通話システム・ZOOMでのご相談を承っております。
三浦企画・三浦猛のメールマガジンでは、個人事業主のビジネス活用についても配信しています。