「SEO(エス・イー・オー)」とは、”Search Engine Optimization” の略で、Google・Yahoo!などの検索エンジンからのアクセスを増やし、売上やお問い合わせの数を増やす方法、それに対する取り組みを意味します。
インターネット上の多くの人に自分(自社)のホームページを見てもらうため、SEOを意識したサイト作りは欠かせないといえます。
そもそもSEOという手法とは? アルゴリズムとは?
インターネットユーザーが物事を調べる時に、言うまでもなく今や検索エンジンは欠かせないものとなっています。
検索ユーザーは調べたい事柄に対して、ワード(単語)やフレーズを検索窓に入力し、検索エンジンはその意図に合ったWEBページを、関連性の高い順番で表示してくれます。
そんな検索エンジンを利用したユーザーの行動に着目し、アクセスを増やし、売上(お申し込み)やお問い合わせの数を増やすための手法を、「SEO(Search Engine Optimization:検索エンジンの最適化)といいます。
インターネット上には、莫大な数のWEBページがあります。
その中から検索エンジンが必要な情報を探し、適切に提供するための手順を「アルゴリズム」といいます。
検索エンジンの代表ともいえるGoogleは独自のアルゴリズムに従い、莫大な数のWEBページの中から相応しいページを探し出して表示しています。
ホームページ運営者にとっては、いかに多くの人に自分のホームページを見つけてもらうかが、大変大きな課題になります。
検索エンジンが開始されて以来、ホームページ運営者はアルゴリズムに興味を持ち始め、その傾向に合わせてホームページを修正することで、検索結果の表示順位が変わることに気がつきました。
そして、主要な検索エンジンのアルゴリズムは日々研究されるようになり、SEOという手法が使われるようになりました。
ホームページにはなぜSEOが必要なのか?
検索エンジンは、インターネットユーザーにとって情報を探す手段の一つです。
現在は、キーワードを入力したり、音声で質問したりすることで、わずか数秒で関連する情報を探し出すことができます。
ホームページを運営する側からすれば、さまざまなキーワードで検索結果の上位に表示されるということは、たくさんの人に自分(自社)のホームページやビジネスを見てもらう機会が増えることになります。
何らかのキーワードで検索した際に、Googleのオーガニック検索枠の1番目に表示されると、検索された回数のうち約17%の確率でクリックされるというデータがあります。
「オーガニック検索枠」とは、検索結果画面の広告を除いた部分のことです。
▼オーガニック検索枠とは?
▲広告を含まない自然検索のリスト
SEOで検索経由のアクセス数を増やす
先述したように、検索結果の1番上に表示されたWEBサイトのクリック率は約17%と言われています。
そのキーワードがどれくらい検索されるかにもよりますが、「クリックしてくれた人=顧客になる可能性がある」と考えた場合、この確率は大変大きな意味を持っているといえます。
たとえば、「クレジットカード 比較」というキーワードが、Googleで月間7,000回ほど検索されているとします。
ということは、そのキーワードで1位になるということは、月間で約1,200件の訪問者を獲得できる可能性がある、ということになります。
Yahoo!での検索結果も含めれば、さらに増えるでしょう。
注)Yahoo!はGoogleの検索エンジンを採用しているため、日本の検索市場において、Googleは9割近いシェアを持っています。
まとめ
もちろん、狙ったキーワードすべてで1位になることは大変困難なことです。
ですが、検索エンジンについて理解し、正しい手法でSEOを行うことで、たくさんの人に自分(自社)の商品やサービスを見つけてもらえるようになる、ということを覚えておきましょう。