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売れる・売れないホームページ そのたった一つの違いとは?

2019年11月5日

これまで無料ホームページ相談をはじめとして、実にたくさんの個人事業主のホームページを見てきました。

そして、「ホームページからきちんと集客できている事業主」と「集客できていない事業主」には決定的ともいえる、一つの違いがあることに気がつきました。

さて、それは一体なんでしょう?

 

 

事業主の取り組みの差が、そのままホームページの差になる

それは、ホームページに対する事業主の「取り組みの姿勢」の違い、です。

もちろん、サイト全体のデザイン、使用されてる画像、文章力、コンテンツ量、わかりやすい導線構築など、ホームページからの集客アップに繋がる要因はたくさんあります。

ですが、そのようなテクニカル、スキルの部分は二の次、三の次ではないかと思います。

ホームページにお客様を集めることができるのか、できないのかを決めるのは、

「事業主が、ホームページに対してどのような考えを持っているか?」

によって決まってきます。

なぜなら、ホームページには事業主のビジネス力、ビジネスに対する姿勢が視覚化されているから、なんですね。

 

ホームページへの期待度が低い事業主

僕はインターネットビジネスもリアルビジネスも、取り組み方は基本的に同じだと思っています。

ところが、ホームページから集客できない事業主はそうは思っていない方が多いです。

インターネットビジネスとリアルビジネスを切り離して考える。

だから、ホームページを軽く考えている。

そのような事業主が多いです。

ホームページには・・・

  • 新規顧客、見込み客の獲得
  • サービス内容(商品内容)、事業主の知名度アップ
  • お申し込み率アップ、お問い合わせ率アップ
  • 既存客からのリピート売上
  • アフターフォロー

など、たくさんの機能を持たせることができるのに、集客できていない事業主はそのことに気づいていません。

 

ホームページから集客できていない事業主は、ホームページはせいぜい、事業案内のチラシや名刺の代わりぐらいにしか考えていないんですね。

ホームページに記載する内容も、メニューやプロフィール、お問い合わせぐらいで十分だと決めつけ、各ページ(固定ページ)の更新、ブログの更新にも意識がいかないため、制作後何年もそのまま放置してしまいます。

 

個人事業主として、ホームページぐらい持っていないと信頼されない
ライバル、同業者がホームページを持っているから、私も一応作っておこう
とりあえず形だけでもいいから作っておこう

 

そのような、軽い考えで作っただけで、ホームページをどう活用するかを考えず、活用の仕方もわからない。

そもそも、ホームページに期待をしていないので、改良・改善するつもりもなく、更新するつもりもありません。

「個人事業主としてホームページぐらいは持っていないと信用されないから」とホームページを作っても、1年も2年も更新しないで放置したままでは、逆に信用されないのでは?とさえ思ってしまいます。

ホームページからお客さまが来ない、お申し込みがないとしたら、その最大の理由は「事業主自身がホームページに無関心だから」です。

 

 

一方でホームページから確実に集客でき、お申し込みに繋がっている事業主に共通していることは、

「インターネットビジネスとリアルビジネスを切り離していないこと」です。

ホームページを作っただけの飾り物ではなく、「売上を上げるためのツール」として捉えています。

「24時間営業しているリアル店舗」

「24時間動き回って働いている営業マン」

のように見立て、リアル店舗や営業マンを育てることと同じようにホームページを育てています。

 

ホームページもリアル店舗も「立ち上げてから」が勝負

「アクセスも集まらないし、お問い合わせすらこない。ホームページなんてなんの役にも立たない」

と考えてしまう多くの事業主は、「ホームページはリアル店舗と同じである」ということを理解していません。

ホームページをリアル店舗として考えると、ホームページの開設は「新店舗を開店する」ことと同じです。

そうであるならば、ほったらかしで放置する、なんていうことはあり得ないですよね。

リアル店舗は、新規開店したら終わりでは当然なく、そこからが始まりになります。

シーズンに合わせて商品内容を変更したり、店内のディスプレイを変えたり、POPを見直したり。

それらのことを日常業務として実施しているはずです。

 

 

リアル店舗で1年も2年も全く手を入れない、ということは考えられません。

ですが、ホームページの場合は「一度作ったらそれで終わり」と考えている方がとても多いです。

確かに、きちんとしたホームページを完成させることは大変な作業です。

時間も労力も要します。

それが故、完成したことの満足度、充実感に浸って終わり、という方が多いんですね。

いうまでもなく、ホームページは作って終わり、ではありません。

リアル店舗と同じように、作ってから試行錯誤を繰り返していくことが大事になります。

ホームページを「インターネット上にあるお店(リアル店舗)」として捉え、定期的にコンテンツを見直し、修正・改善していかない限り、いつまで経ってもホームページから集客できるようにはなりません。

 

まとめ

ホームページから集客できるようになりたいのであれば、「ホームページはリアル店舗の同じなんだ」という意識を持ち、リアル店舗を営業することと同じスタンスで取り組む必要があります。

継続的にホームページの更新、ホームページ内のブログ記事更新を行わなければ、ビジネスにつながるホームページには成長していかないですよね。

事業主が「ホームページはとりあえず作っておけばいい」「ホームページさえあればお客さまから信頼されるから大丈夫」と考えているのであれば、ホームページにそれ以上の機能を持たすことができない、ということがいえます。

ホームページをインターネット上にあるお店と認識し、店舗を育てていくことと同じようにホームページを育てていくことを忘れないようにしたいですね。

 

 

 

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三浦 猛

三浦企画代表  細部までこだわり、徹底した「お客さま目線」でのWEBサイト作りは、お客さまから「お申し込みが3倍になった」「これまで1件もなかったホームページからの売上件数が月に8件になった」というお声をいただいています。 デザイン制作200作以上。手がけた職種は30種以上。

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