ホームページ制作業者には実に色々な方がいまして。
制作準備段階からお客さまと向き合い、誠心誠意制作にあたり、制作後も手厚いアフターフォローを心掛ける人(会社)もいれば。
残念ながらその真逆の、ビジネス人としてどうか?と思ってしまうような、無責任な人(会社)もいます。
これまでたくさんの方からホームページ制作相談を承ってきましたが、「現在のサイトを修正してほしいけど、業者の方と連絡がとれなくて困っている」という声をいただくことが多いです。
業者と連絡がとれないというよくあるパターン
業者と連絡がとれない・・・ これはどういうことかと言いますと、既にホームページ制作業を止めて別の仕事をしていて取り合ってくれない、ということですね。
仕事の業種を変更することは自由だと思いますが、せめて自分で今後引き受けることができないのであれば、同業他社に引き継ぐ、紹介する、ということは必要最低限の行為だと思いますね。
先日も、毎月、月額のサポート料金を支払い続けているのに、
●修正の依頼をお願いしても、「現在は違う仕事をしているため受け付けられない」「多忙のため対応できない」
●管理してもらっているサーバーへのログインIDを教えてほしいとお願いしたところ、拒否された
という方からお声をいただきました。
1番目はもう論外、2番目にしても、お客さまのサイトを自社のサーバーで管理しているのに、そのお客さまから「サーバーの引っ越しをするためのデータが欲しい」と依頼されても拒否するという・・・
なんとも酷い話です。
この他にも、自分のWordPressサイトへのログインID、パスワード管理はずっと業者に任せておいて、その業者と連絡がとれず。
もう何か月も自分のサイトへログインさえできずに放置、という方もいらっしゃいました。
本当にこのようなお話、たくさんいただきます。
口約束だけでなく、契約書を必ず交わすこと
そのような被害を受けないためにも、もしホームページ制作業者に依頼をお願いする際は、以下の項目を対応してくれるかどうかを確認するようにしてみてください。
1. 製作費の総額(後から追加料金があるのかどうか)
2. 納期(制作過程によって変わってきますし、お客さまの準備が不十分な場合は遅れることもあります)
3. ドメイン取得、サーバー管理(業者に管理全般をお願いするのか、自分で管理するのか)
4. 制作後のアフターフォローの有無(どこまでが無料で、どこからが有料なのか)
さらに細かい点はありますが、最低限この4つは確認して、明確な答えをいただいてください。
そして、これだけの報告をいただいていることを踏まえると、
5. 業者が職種変更をした場合の対応
も確認されるといいですね。
そして、それらの項目を口約束だけでなく、契約書という形でしっかりと残しておく、ということです。
業者選びの大切なポイント
ホームページ制作を個人で承っている業者の中には、信じられないことに契約書を交わさない、という方もいるようです。
先程の項目を、口約束で終わらせることなく、後々のトラブルに対応するためにも、書面に残しておくこと大事ですね。
どのビジネスも同じですが、ホームページ制作というデザイン制作業は、特に業者との信頼関係が重要になってきます。
作って終わりではないのがホームページですから、制作期間中はもちろん、完成後のサポートをどこまでやってくれるかが、業者選びの大きなポイントになります。
もしあなたがホームページ制作を業者に依頼することを検討されているのであれば、十分に注意するようにされてみてください。