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効果的な商品名・サービス名のキャッチコピーのつけ方

2021年5月2日

どんなに商品やサービス内容が良くても、そのタイトルとキャッチコピーがいまいちですと、その良さがお客さまに伝わりません。

 

 

商品・サービス内容に自信があるのに、なかなか集客できない。

それは、お客さまにあなたの思いや、商品・サービスの良さが届いていないからなんですね。

 

 

ここで質問です

三浦さん

次のA、Bのキャッチコピーのうち、あなたが心を惹かれるのはどちらでしょうか?

全部で3問あります。

【質問1】

A 体にやさしいドレッシングです

B 体に脂肪がつきにくいドレッシングです

【質問2】

A「50倍ズーム」が自慢のデジカメです

B 100メートル先の子どもの笑顔もきれいに撮れるデジカメです

【質問3】

A 当予備校の自慢は、92.8%の合格率です

B 当予備校の自慢は、ものすごく高い合格率です

どうでしょうか?

あなたはA、B、どちらのキャッチコピーに心を惹かれましたか?

2つのうち、多くの人が答えたキャッチコピーのほうが、反応のよいキャッチコピーである、ということになりますね。

 

メリットを具体的に書くことで反応は良くなる

まず最初、【質問1】はどうでしょう。

皆さん、口を揃えてBと答えます。

なぜかといいますと、「体に脂肪がつきにくい」というドレッシングの効果が、具体的に書かれているからですね。

Aの「体にやさしい」も、きれいな表現で良いイメージなのですが、抽象的なため、メリットがあまり伝わってきません。

この2つの違いでわかることは、キャッチコピーでは「メリットを具体的に書くことで反応は良くなる」ということです。

 

お客さまが理解できない専門用語は使わないこと

【質問2】です。

これは、Bですね。

キャッチコピーを考える際に陥りがちなミスの一つに、お客さまに伝わらない言葉を使っている、というものがあります。

よくあるのが、商品やサービスの優れた部分をアピールしすぎてしまい、普段使っている専門用語をそのまま使ってしまうパターンです。

「50倍ズーム」が自慢のデジカメです。

そう言われて、「50倍ズーム」がどれだけすごいのかわかる人は少ないと思います。

だとすると、そのキャッチコピーはお客さまの心には響いていない、ということになります。

100メートル先の子どもの笑顔もきれいに撮れるデジカメです

このように書かれると、「50倍ズーム」がどれだけすごいということが、イメージできるのではないかと思います。

日頃自分たちが日常的に使っている言葉でも、一般的にはまったく理解されない言葉はたくさんあります。

キャッチコピーを作る際は、その言葉がお客さまに通じるかどうかを考えてから使うことが大事になってきます。

キャッチコピーを作る際、数値化できるものはできるだけ数値化するということも、重要なことです。

数値化することのメリットは、伝えたいことを具体的にお客さまに伝えることができることです。

 

メリットは数値化して伝える

【質問3】の場合。

Aの方が、より具体的にイメージが伝わってくることがわかると思います。

Bの場合、「ものすごく高い」という表現が抽象的で、どの程度の合格率であるかは、人によって感じ方が違ってきます。

キャッチコピーどおりに「ものすごく高い」と素直に感じてもらえばいいですが、「『ものすごく』って80%ぐらいかな?」と感じてしまわれては、マイナス効果になります。

「大きい・小さい」「重い・軽い」「広い・狭い」などの表現も、数値化すればそのすごさがよりお客さまに伝わることになります。

 

 

このように、3つの答えに共通していえることは、いかに「具体的に」お客さまに伝えるか、ということです。

「自分らしく」「輝く」「幸せになる」という、誰もが使っているような抽象的な言葉を使ってしまわないように。

ホームページやブログに商品・サービス説明を掲載するときは十分に注意してみてくださいね。

 

 

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三浦 猛

三浦企画代表  細部までこだわり、徹底した「お客さま目線」でのWEBサイト作りは、お客さまから「お申し込みが3倍になった」「これまで1件もなかったホームページからの売上件数が月に8件になった」というお声をいただいています。 デザイン制作200作以上。手がけた職種は30種以上。

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