作り方を間違えてはいけないプロフィールページ
サラリーマン時代は百貨店勤務をしていました。
約15年の勤務期間の中で、実にたくさんの販売員、営業員(外商セールス)を見てきましたが、売れる人・売れない人にはそれぞれ明らかに特徴がありました。
売れる人の特徴。それは「お客様の話すことをよく聴く人」ですね。
お客様のご要望を聞き出し、何を必要としているかを理解したうえでベストな提案をする。
最適な商品を案内する。
この一連の流れがスムーズにできる人は、間違いなくトップセールスでした。
逆に売れない人というのは、お客様の話を聴く前に商品の特徴を話し出す人。
お客様が知りたいことを話すのではなく、自分が話したいことを延々と話す人、ですね。
「この商品はこんなに素晴らしいんです!」 セールスとしてその部分を伝えることは大事ですが、伝え方を間違えているんですね。
成績がほしい、売上がほしいという気持ちが前面に出ていると、そのことはお客様に伝わります。
そんな気がなかったとしても、「この販売員は自分が話したいことだけを一方的に話してばかりいて、私の話など聞いてくれない」と思われ、結果的にお客様を失うことになります。
このことは何もリアル販売だけでなく、ネット販売、WEB集客でも同じことが言えます。
ホームページを制作・構築するうえで、プロフィールページは重要な役割を示します。
「何を買うかよりも誰から買うか?」と言われている現在、事業主・販売主であるあなたのことをお客様に知ってもらうことは大事なこと。
ビジネスに対する心がけ。お客様に満足して欲しいという想い。過去の経験談など。
共感ポイントが高ければ、それだけであなたのファンになってもらい、そこから最終的にお申し込みに繋がることもあります。
ビジネス人として、自分のことを知ってもらう為にプロフィールページはしっかりと作り込む必要がありますが、その作り込み方を間違えてはいけないんですね。
「一見さん」はあなたにまだ興味を持っていません
アメブロやnoteを使って、「私のストーリー」「マイストーリー」という記事タイトルで、何記事も連続して自分の生い立ちを長々と書く人を結構見かけます。
その人によって差はあると思いますが、一般的に言えばその記事、まず読まれていません。
全く読まれていない、無意味だとまでは言いませんが、そのような長い記事を読んでくれるのはお友達か、仲の良いビジネス仲間ぐらいでしょう。
同じく、ホームページのプロフィールページも長々とまとまりもなく、人によっては「その1」「その2」と、1ページで納まりきれず、複数ページに渡っている人もいます。
こちらも同じく、読まれていません。 確実に読み飛ばされています。
お客様が知りたいのは、お客様が知りたい情報だけ。
初めてホームページに訪れたユーザーは、リアル店舗で言えば「一見さん」。
あなたのことを、当然よく知らない人になります。
TOPページやメニューページを見た後、あなたのビジネスに興味を持ってそこからプロフィールページに移動する。
顔写真や経歴など、知りたいことはあるけど、生い立ちや恋愛話など、過去の話など知りたくもないわけです。
無駄に長く書かれているプロフィールページはお客様を獲得するのではなく、損失していると考えた方が良いですね。
逆の立場になって考えてみるとわかります。
ある程度その人のことを知って、興味を持って初めて、生い立ちも含めた過去を知りたくなるのだと思います。
芸能人でも著名人でもない我々に、長すぎるプロフィール記事は不要です。
そこに時間をかけるのならば、別のページ構築やSNS発信を強化した方が効率が良いですね。
長すぎるプロフィールページを作る、アメブロやnoteにマイストーリー記事を連続して書くぐらいなら、毎日の継続したSNS発信をした方が、ファンは増えます。
話の長い人が嫌われるように、文章も長すぎる人は敬遠される
では、ホームページのプロフィールページにはどのような記事を書けば良いのか?ということなのですが、こちらの記事を参考にしてみてください。
ポイントは、
●記事全体が長すぎないこと
●伝えたいことを要約して、ポイントを絞って書くこと
●伝えたいことだけを一方的に書かず、バランスよく書くこと
話の長い人が嫌われるように、文章も無駄に長い人は敬遠されます。
注意したいですね。
プロフィール記事を上手に書くための勉強も必要ですが、どうしても難しいという人はプロのライターに依頼することも考えてみましょう。
目的は、共感してもらえる魅力的なプロフィールを書き、あなたのファンになってもらい、そこからお申し込みに繋げることだということを覚えておきましょう。
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