言うまでもなく、ホームページを作り、活用させる目的は「サイトにアクセスしてくれたお客さまからお申し込みをいただく」ことになります。
SEO対策というと、検索結果表示1ページ目の1位にくることだと思われている方が多いです。
もちろん、検索結果ページの上位に来ること、そしてそのために施策を練ることは大変重要であることは間違いありません。
ですが、皆さん、そのことだけが目的となってしまい、肝心な「その先」のことが疎かになっている方がとても多いんですね。
まずはアクセス解析、自サイトの分析、改善
日々Googleアナリティクス、サーチコンソールの解析データを眺め、毎日のアクセス数の推移、検索キーワードの分析などをすることは大変重要なことです。
これをやらずして、サイトの改善はあり得ないですし、冒頭に述べた「お客さまからお申し込みをいただくサイト」を作りこむことはできません。
そして、どうしてもこのような分析・解析作業というのは敷居が高く難しく感じ、後まわしにしてしまう方も多いです。
事業主としてWEBサイトを活用していくのであれば、このような作業に苦手意識を持つことなく、取り組むようにしてみてください。
【参考記事】
お申し込みに繋がる「お問い合わせ」の重要度
そのうえで、更に重要なことは、「検索されてサイトにアクセスされたその先」になります。
職種にもよりますが、ホームページへのアクセスがあった後にいきなりお申し込みへと繋がることなく、まずはお問い合わせから、というパターンも多いと思います。
高単価のサービスであったり、相談系のビジネスなどがそれに当たりますね。
お申し込みに繋がるお問い合わせページ、フォームがサイト内の重要な位置に、明確に設置されているかどうか?
TOPページだけでなく各ページに、サイト内にブログ記事があるのであれば、ブログページにも。
お問い合わせページへのリンクを設置することが大事になってきます。
「集客できるWEBサイト」というのは、いかに確実にお問い合わせへの導線を描けるかどうか、にかかってきます。
●メニューページでサービス内容がわかった → 魅力を感じた → サービスについてもっと詳しく知りたくなった。
●プロフィールページを読み、サイト運営者(事業者)に強い興味を持った → どのような人がサービスを提供してくれるのか知りたくなった
●ブログを読み、記事に大変共感できた → いきなりサービスを受ける前に、まずはお問い合わせをしてみたい
このような顧客心理の流れに答える状況を常に作ること。
それが、わかりやすい・見やすいサイト作りをすることとイコールになります。
ホームページを作った後は、とかくいかに早くお申し込みをいただけるか? お買い上げをいただけるか?に着目してしまいがちですが、そのお申し込みに繋がる前に、まずは「お問い合わせ」という段階があると考えてみてください。
ある意味、「お申し込み」以上に重要なのが「お問い合わせ」です。
レスポンスが早いことは圧倒的に有利である
そして本題ですが、記事タイトルの「ホームページのコンバージョン率を上げること」
それはずばり、「お問い合わせをいただいた後のレスポンスの早さ」、これに尽きます。
「何を当然のこと?」と思われる方もいるかと思いますが、意外とできていない人が多いこともまた事実です。
「お問い合わせのお返事は、24時間(48時間)以内に責任を持っていたします。 今しばらくお待ちください」
お問い合わせページにそのように明記されている方も多いかと思いますが、だからといって24時間以内にギリギリに返事をすればそれでいいや、というものではありませんよね。
あくまでもその時間をいただくことはトラブル時に備えた一つの目安であって、問い合わせの返事が1日後、2日後というのは一般的には時間がかかりすぎです。
自分が客の立場になって考えればよくわかることなのですが、お問い合わせの返事はできるだけ早く欲しいものです。
顧客がサービスを選ぶ一つの大きな重要な要素として、レスポンスの早さである、ということを覚えておいてください。
顧客対応が遅い業者よりも、早い業者の方がコンバージョン率が高いことは、間違いありません。
重要なことは、アナログなことであることが多いのです。
コロナ禍により、お客さまがサービス業者を選択する目はよりシビアになってきています。
他者(他社)よりも早いレスポンスをすることを意識して習慣づけてみましょう。
まず間違いなく、コンバージョン率は上がりますから。
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