Hさんがビジネスを運営していくうえで、検索結果の上位表示を目指すのは、何が目的でしょうか?
「検索結果が上位になれば、アクセス数がアップする」
「アクセス数がアップすれば、お客様の数も増えて売上に繋がるから」
です。
残念ながら、僕はそうは思わないんですね。
何のための検索結果上位表示なのかを考えてみる
もし仮に、あなたが検索結果上位表示だけを目指してWEBサイト運営をしているとします。
ですが、結果として検索結果上位になり、単純にアクセス数がアップしたとしても、肝心なユーザーが素通りばかりだとしたら。
そのユーザーは、決してお客さまにはなってくれません。
さらには頑張って検索結果上位を達成させたとしても、その検索結果画面を見て「このページには知りたい情報がなさそうだな」と判断されたら、アクセスアップさえも果たせないことになります。
コンバージョンに繋げることを目的とせず、検索結果上位表示だけを目的とすると、そのようなことが起きます。
そして、実際に検索結果が上位表示されれば、同時にアクセス数も売上も上がると考えている方が実に多いです。
検索結果上位表示をアクセス数アップにどう繋げるか?
さらにはコンバージョンに繋げるにはどうすれば良いのか?
それは、検索エンジンの向こう側にいるユーザー・・・未来のお客様の立場になって考ると、その答えが見えてきます。
ユーザーから見る弊害を分析して改善すること
例えば、小顔矯正をメインとしたエステサロンを経営している人のSEO対策を考えてみます。
コンバージョンは新規来店お申し込みです。
ここで、小顔矯正に興味を持っているユーザーが、検索エンジンで検索したとします。
この場合、検索したユーザーがエステサロンのホームページに辿り着けない、小顔矯正の新規お申し込みに辿りつけない弊害は、以下のようなものになります。
①. 検索結果に表示されない
②. 検索結果のディスクリプションに魅力を感じない
③. 検索結果から辿りついたホームページに、ユーザーの知りたい情報が記載されていない。 また、キーワードとは違った内容が記載されている。
④. メニューページなど、別のページへの導線がわかりにくい。 スムーズに行えない。
⑤. フォームの不備、リンク切れなど、ユーザーがお申し込みができない。
いかがでしょう?
自分が検索した時のことを考えると、いくつか思い当たる節があるかと思います。
実際に、上記のような弊害によって、同業者・他店へお客さまが流れてしまうというロスを引き起こしているホームページは、驚くほど多いです。
では、その弊害がなぜ発生してしまうのか?
さらにはその弊害をどのように取り除いていくのか?
その部分を考えていきましょう。
検索結果表示に重要なキーワード
まず、「① 検索結果に表示されない」からです。
これは、SEO対策という言葉から真先にイメージする弊害だと思います。
その大きな原因として、「キーワードの選定」が挙げられます。
キーワードの選定が問題の場合、これはあなたの想定するキーワードと、実際に検索するユーザーのキーワードがズレている、ということがその理由になります。
ホームページ全体の内容に関係する問題なんですね。
キーワードとは、簡単にいうとあなたのホームページの内容を端的に示す単語、になります。
そこに問題があるということは、ユーザーのニーズ、目的にあったページが作れていない、ということです。
エステサロンを運営する側は、提供するサービスやメリット、施術の効果などの専門的情報を豊富に持っているはずです。
ですが、実際に初めて施術を受けるお客様は、あなたが提供する小顔矯正についてのプロフェッショナルではありません。
SEO対策を行うにあたってまず初めにやるべきことは、お客様の立場になり、効率的に誘導できるキーワードを探すことになります。
そのキーワードの選定を間違えれば、いくら立派なホームページを作り、検索エンジン最適化を行ったとしても、思うような成果は表れません。
SEO対策を行っていくうえで、キーワード選定は超重要である、ということを覚えておきましょう。
②以降に関しては、次回更新の記事で詳しく説明していきます。
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