ブログ ホームページ構築

職種が2つの場合はホームページも2つに分けるべき?

2019年12月3日

去る11月28、29日の二日間、札幌にて無料ホームページ相談を開催いたしました。

いつもは東京、静岡で開催している相談会ですが、札幌では初開催。

合計、3組の方の相談に乗らせていただきました。

 

 

そこでいただいたご相談が、「現在違う職種のサービスを二つ展開しているのですが、その場合ホームページも二つに分けた方がよいのでしょうか?」という内容でした。

この度の札幌開催時に限らず、よくいただく質問です。

インターネットの発達に伴い、規模の大小はあれど、個人で自由になんでもビジネスができる時代になりました。

●個人でなんでもビジネスができるツールが揃っているので、やりたいことはなんでもやる。

●収入源は一つより二つ、二つより三つ。多ければ多いほど良い。

●まずは二つ同時にビジネスを展開して様子を見て、一つに絞っていく。

など。

理由はさまざまですが、複数のビジネスを展開することは珍しくなくなっています。

ではその場合、そのサービスをお客さまに伝え、集めるためのホームページはそれぞれ分けた方が良いのか?という話になります。

結論から言いますと、それは「二つの職種の種類にもよる」ということになります。

全く違う職種であれば分けた方が良い。

ある程度共通性のある職種であれば、分けなくても良い、ということですね。

 

二つビジネスをやることが悪いのではなく・・・

 

 

「1ブログ1テーマ。 それぞれのビジネスによってターゲット層が違うのでブログは分けて展開する」

アメブロなどの、いわゆる「ブログコンサルタント」は、先述のように二つのビジネスをされている方には、集客に使うブログはそれぞれ分けることを推奨します。

二つビジネスをやることが悪いのではなく、その場合はしっかりとそれぞれの層に向けて分けてアプローチをしましょう、ということですね。

その通りだと思います。

例えばエステサロンを経営していて、フェイシャルとボディ(痩身)の両方をやられているのであれば、それぞれ分ける。

エステはエステ。

そこまでしなくても良いのでは?と思われる方もいるかも知れませんが、

●痩せているけど肌の悩みがある人

●肌は綺麗だけど、痩せたい人

それぞれ悩みは違います。

肌も綺麗にしたいし痩せたい、という人もちろんいますが、それ以上に「お客さまの悩みはそれぞれ違う」部分が多数を占めますので、「美肌にしたい方」「痩せたい方」を分けて、それぞれ発信していくことが大事です。

 

ホームページは「店舗」サービスは「ルーム」

では、アメブロのようなブログサービスではなく、ホームページの場合はそこまでしなくても良い、ということがいえます。

わかりやすく言うと、ホームページという「店舗」があって、サービスという「ルーム」がある、というイメージです。

先程のエステサロンの例でいえば、「Aエステサロンはフェイシャルもボディ(痩身)もやっています」のであれば、Aエステサロンという店舗の中に、フェイシャルというルームとボディというルームを用意すればいいわけです。

検索なりSNS経由なり紹介なりでホームページにたどり着くかと思いますが、それぞれ目的があってサイトに訪れます。

お店に来てくれたお客さまに、目的に応じてサービスを案内すればいいわけですね。

 

「お客さまのためになる」ことがビジネスの本質

当方・三浦企画は昨年まで、WEBデザインサービスの他に、ビジネスコンサルティングサービスも展開していましたが、サイトは一つで展開していました。

WEBデザインとコンサルティング。

その二つのサービスに関連性があるから、なんですね。

 

 

今やビジネスにおいて、WEB集客は必須ですから、コンサルティングサービスをご依頼されたお客さまがWEB構築ができていない・・・

まだホームページを持っていないなどであれば、ホームページ制作を紹介・案内することがお客さまのためになりますね。

逆に立派なホームページを持っているけれど、ビジネスの基礎や本質をそれほど理解していないお客さまであれば、コンサルティングを提案してさらにビジネスを大きくするアドバイスをする。

最大の目的として「お客さまのためになる」ことがビジネスの本質であることから、お客さまのために一つのサイトでサービスを紹介すればいい、ということですね。

ところが、関連性がまったくない二つのビジネスであれば、その二つを同じサイトで括ることはお客さまを惑わすだけになります。

例えば、カウンセラーをやりながら、ハンドメイドのアクセサリーを販売している人がいるとして。

一人の個人事業主が展開しているからといって、一つのサイトで客層が全く違うサービスを案内することは、サイト離脱率があがる原因になります。

「私はカウンセリングを受けたいのであって、アクセサリーには興味はありません」という人がほとんど。

お客さまの立場になって考えればわかることですね。

一つのホームページにあれもこれもと詰め込むことは自己都合。

お客さま目線にはなっていない、ということを覚えておきたいですね。

 

まとめ

それなりのスキルがあり、ニーズがあるビジネスであれば、個人で複数のビジネスを展開することも良いでしょう。

あくまでも「ニーズがあれば」ですが。

ニーズのあるビジネスをやるとして、その二つのサービスはお客さま目線でみて関連性があるかどうか?

あるのであれば、一つのサイトでわかりやすく案内すること。

全く関連性がないのであれば、面倒でもサイトを分けて、それぞれ専門性を打ち出したサイト構築をしていく。

その部分を意識して、二つのビジネスを上手く展開してみてください。

 

三浦企画では、主に個人事業主の方からのホームページ制作を随時受け付けております。

三浦企画のホームページ制作の詳細はこちら

 

 

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

三浦 猛

三浦企画代表  細部までこだわり、徹底した「お客さま目線」でのWEBサイト作りは、お客さまから「お申し込みが3倍になった」「これまで1件もなかったホームページからの売上件数が月に8件になった」というお声をいただいています。 デザイン制作200作以上。手がけた職種は30種以上。

-ブログ, ホームページ構築