WordPressはver5.2以降、「サイトヘルス」という機能が新しく追加されました。
WordPressで作成したサイトに何らかの問題点がある場合、改善点が項目に別れて表示されます。
今日はその表示される改善点の中から、「停止中のテーマを削除してください」という項目についての対処法を説明いたします。
インストール時にデフォルトで複数のテーマがインストールされている
WordPressをホームページ、ブログなどのWEBサイトとして使用する場合、テーマを使って作成することになります。
そのテーマはオリジナルのものを作成することもできますが、無料・有料で提供されているものを使用することが一般的です。
WordPressには予め、デフォルトで WordPressで用意されたテンプレートがインストールされています。
ダッシュボードの「外観」から「テーマ」を選択すると、現在 WordPressにインストールしているテーマが一覧となって表示されます。
表示されたレイアウトで、左上が現在使用しているテーマの表示になります。
「有効」と表示されます。
その他の箇所に表示されているのが、 予めインストールされているテーマの数々です。
不要なテーマの削除と注意点
このような状態で、使用しているテーマ以外を削除せずに残しておくと、「停止中のテーマを削除してください」という項目がサイトヘルスに表示されます。
指示通り削除するわけですが、ここで注意したいのが全てのテーマを削除してはいけないということです。
WordPressでは現在使用しているテーマに何らかの不具合があり、万が一使用できなくなった場合の対応策として、一つだけテーマを残すことを推奨しています。
そうすることで使用中のテーマが仮に使えなくなっても、残しておいたテーマにWEBサイトの内容が保存されるので、最悪全てのデータを紛失するという事態を防げる、ということですね。
デフォルトテーマは「Twenty Twenty-one」「Twenty Twenty」「Twenty Nineteen」というように、提供された年の英語の西暦がテーマ名となっています。
この中から最新テーマ、「Twenty Twenty-one」を削除せずに残します。
「Twenty Twenty-one」以外のテーマは、全て削除しましょう。
不要なテーマの削除の仕方
削除したいテーマにカーソルを合わせると、「テーマの詳細」と表示されるので、クリックします。
テーマの詳細が表示されますので、右下の「削除」箇所をクリックして、削除完了です。
未使用のテーマもバージョンアップ時には更新する
一つ残すこととなった未使用の WordPressの最新デフォルトテーマは、未使用であってもテーマのバージョンアップ時には、「更新」を促す表示がされます。
「更新」をクリックして、完了させましょう。
使っていないテーマだからと更新しない状態でいると、今度はサイトヘルスに以下のような改善項目が表示されます。
使用していないテーマであっても、バージョンアップ時には更新するようにいたしましょう。
テーマは使用中のテーマと更新された状態のデフォルトテーマ、2つだけが残っている。
最終的にこのような形になっていれば、問題ありません。
以上、WordPressのテーマ使用の構造を理解して、対応するようにしてみてください。
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