12月の声を聞くと、テレビなどのメディアでは一斉に年末商戦をアピールする広告が活性化してきます。
最近ではテレビショッピングが以前にも増して盛んになってきていますね。
大手企業がテレビ局の放送時間帯を買い取り、その時間を利用して大掛かりなテレビショッピングを仕掛けています。
amazon、楽天など、オンラインショッピング需要が増える一方、高齢者を中心に一定の購買層は、「通販といえばテレビショッピング」というイメージが根強いと思われます。
OAで映し出されていたものと実物が違いすぎる?
先日実家に帰った時、テレビを観ながらのんびりしていた時のこと。
テレビの画面からは、海産物のテレビショッピング画面が流れています。
その番組を観ながら母親が、

ここの商品、こうやってテレビで観ていると本当に大きくて美味しそうに見えるんだけど、前に実際に注文してみたら色も大きさも違ってね・・・
味もそれほでもなかったし、テレビで映るものと見た目が違うのでガッカリしちゃったよ
なんて話してくれたんですね。
何気ない話なんですけれど、ドキッとしました。
そのことって、ホームページやSNSなどのメディアを使って、商品・サービスを展開している人たちが一番注意しなければいけないことなんですよね。
展開している商品やサービスを、より良く見せるということは、ビジネスをしていくうえでのテクニックであり、重要な要素であります。
ただ、その内容があまりにも現物(現実)とかけ離れたものであると、お客さまには失望感しか与えることができません。
「良く見せる」ためには、「良いもの」である必要があります。
このことは大前提です。
「良いもの」をありのままで誇張することなく伝えることが、「良く見える」ものなんですよね。
まず、「良いもの」を作ることが最優先なのに、「良く見せる」ことだけに目線がいってしまう・・・ とても怖いことです。
対面した時の印象がSNSとかけ離れていないかどうか?
そしてそのことは、何も商品やサービスだけではありません。
それを提供している我々人間も、ホームページやブログ、SNSから見えている人物像と、実際に会ってみて感じるものに大きな違いがあってはいけないと思うんですね。
SNSで自分を過剰に見せる、過大に見せることってさほど難しいことではありません。
ですが・・・ 我々のビジネスというものは人と接して初めて成り立つものなので、人にどう見られるか?という部分はとても大事なんです。
ブログやSNSではニコニコ笑っている写真が多くて、優しそうな人に見えるけど、実際に会ってみたら笑顔が少なく、難しい顔ばかりしていた・・・
なんてことにならないように、十分に注意しなければいけないと思っています。
逆に、「ブログから感じる以上に優しい方ですね!」とか、「SNSの投稿で見る写真よりも実際はお綺麗ですね!」とか言われたら合格点かも知れません。
いや、それはそれで、自分の魅力を最大限にSNSで出し切れていないという課題が残るでしょうけれど(笑)
仕事柄、何かしらのセミナー、イベントなどでたくさんの方にお逢いしますが。
あまりにも実際のお顔がSNSのプロフィール写真と違いすぎて、どなたなのか全くわからなかった、という経験があります。

テレビで観たもの以上の見栄えだったら・・・
実際に注文して届いたら色も大きさもテレビで観たものよりも良くて味も悪くなかったら、一発でこのお店を気に入って何度でも注文するし、皆にも紹介するのにねえ・・・
これまた何気なくつぶやいていた母親の一言が、全ての消費者の代弁のように聞こえました。
さて、あなたのSNS発信の際の写真は大丈夫でしょうか?
ホームページのプロフィール写真は大丈夫でしょうか?
ビューティアプリの類も、ほどほどに使うことが一番だと思いますね。
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